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事業再生の現場では(23)「経営改善計画(13)」

(前回よりつづく)


6.人事制度

 ■コミュニケーション

  ・人事制度に関する説明の締めとして、コミュニケーションについて改めて

   述べます。

  ・「いつも社内を回って、社員一人ひとりに声を掛けている」

   「定期的に、飲みニュケーションを行っており、社員とは十分にコミュニケ

    ーションは取れている」

   と言われる社長さんは多くいらっしゃいます。

   それは、素晴らしいことです。

   社長一人で直接マネージできる社員数はどのくらいか、という議論を時々

   耳にしますが、社員数30〜50名程度であれば、このような形で社員を掌

   握することが出来るでしょう。

  ・さて、先ほどのコミュニケーションについての会話の続きです。

   次に、このような発言が出ます。

   「だから、改めて、社員と人事面談などする必要は無い」

   「ましてや、評価シートを導入するなど、当社のような中小企業にはそぐわ

   ない」と。

  ・果たしてそうでしょうか。

   社員さんの方は案外、オフィシャルな場を求めています。普段は非公式な

   ラフな会話でよくても、オフィシャルな場が一切無いのでは、自分を軽んじ

   られていると感じます。

   また、目標設定や評価、フィードバックについても、紙面に残すことで、社

   員側(加えて、恐らく社長の方も)の姿勢が、より前向きになります。

  ・大上段に構えたのでは続かないことが多いですから、その加減が大切で

   すが、まずは、「今までとは違う。社員の人事を大切にしている」というメッ

   セージを行動にして伝えてください。

  ・経営改善に当たって、是非実行して頂きたい事項です。

                                            以 上