コラム/Column

HOME > コラム > 事業再生の現場では(22)「経営改善計画(12)」

事業再生の現場では(22)「経営改善計画(12)」

(前回よりつづく)

6.人事制度

  ■評価制度

    ②振り返り

     ・前回コラムで、目標設定を行いました。

      目標設定の際は、気持ちも昂り、「やるぞ!」と盛り上がっていても、いざ日常

      が始まると、日々の業務に忙殺され、いずれ目標を立てたことも忘れてしまう

      ことが往々にして起こります。

      どんな会社であれ、人繰りに余裕はありません。事業再生に迫られている会社

      であれば、尚更のことでしょう。

     ・従って、ここが勝負の分かれ目であると思います。

      期初に立てた目標に対し、実際はどうだったのかを、振り返る機会を作れるか

      どうか。それもおざなりなものではなく、まず本人が振り返りを行い、続いて本

      人の自己評価に対し、上司も公正な評価を行い、本人に対しフィードバックす

      ること。

     ・初めから、目標通りの成果が出せる訳ではありません。

      気分はよくないでしょう。何とか及第点になるようにと、したくなります。

      でも、事実を糊塗してしまったら、せっかくのチャンスを逃すことになります。

      「出来たことは出来た」と認め、「出来なかったことは、素直に、出来なかった」

      と認めることがスタートです。

      「出来なかったこと」を、どうすれば「出来る」ようになるのか、そこを上司とよく

      話合いましょう。

     ・内容にもよりますが、振り返りは3ヶ月タームで繰り返すと良いのではないで

      しょうか。最初は、「何も出来なかった」でも構わないのです。そんなもんだと

      開き直って下さい。

      でも、4回目の振り返り(つまり、1年後)では、当初と比べ、きっと変わった自

      分を見つけられるはずです。


     ◎以上ブレークダウンした内容をお示ししましたが、経営改善計画に織り込む

      際は、これくらい具体的にイメージできることが大切です。

                                                  以上