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事業再生の現場では(18)「経営改善計画(8)」

4.ビジネスモデル

  ・再生対象企業の実態を把握し、説明する内容として、前回までは財務面から

   アプローチしてきました。

   財務計数は事業活動の結果を表すものであり、その会社が何故現在のような

   窮境に陥ってしまったのかをつかむためには、事業活動そのものに迫る必要

   があることは言うまでもありません。

  ・そこで、ビジネスモデルを俯瞰します。

   業種・業態により、内容は様々ですが、基本は、どこから何を仕入れ、自社で

   はどんな加工工程を経て、何をどこへ、どれだけ販売しているのか、を図示す

   るようにします。  

   そこから当社の特徴や強み、弱みを浮き彫りにします。

   例えば販売について言えば、

    ①販売先の数(少数依存か、分散しているか)

    ②販売先は固定的か、流動的か

    ③販売ルート(エンドユーザー直か、販売会社経由か。ネットの活用は)

    ④販売代金の回収条件

    ⑤販売単価の動向

   などを確認することで、当社の現状を把握するともに、経営改善の方向性を模

   索します。

  ・ここでは事業の全体像を俯瞰することが主目的ですから、当社の内部環境(組

  織・人事や、製造業での生産工程など)の深掘りは別途行います。

                                                以上