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事業再生の現場では(5)「コミュニケーション」

前回、「組織」の問題について触れましたが、関連することとして「コミュニケーション

の大切さ」を強調したいと思います。

会社には多くのヒトがいます。多様なヒトを束ねて、共通の目標に向かって進んでい

くために、「組織」を作る必要があります。

またその「組織」の中で、各々が協力し合い、分担し合い、役割を果たしていくため

には「コミュニケーション」が欠かせません。

では、事業再生の現場ではどうか。

コミュニケーションの重要性を意識し、コミュニケーションを促進するための具体的

な手を打っている社長は、残念ながら殆どいません。

社員と積極的に言葉を交わしている社長にはお目にかかります。

しかしながら、①すべての社員、スタッフを対象とし、②定期的に、また必要があれ

ばその都度、③組織の各層で、④双方向に、コミュニケーションが取られるように配

慮し、具体的な仕組みを作っている(作ろうとしている)か?

残念ながら、殆ど NO です。

何故コミュニケーションを大変重視するかというと、社員・スタッフのモチベーションに

直結するからです。

事業再生を成し遂げるためには、社長が頑張るのは勿論ですが、全ての社員・スタッ

フにこれまでとは段違いに、力を発揮してもらわなければなりません。会社として、す

ぐに金銭的な満足を与えることはできません。しかし、コミュニケーションがよくなるこ

とで、社員・スタッフのモチベーションも上がってきます。

                                                 以上