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事業再生の現場では(4)「組織」

再生支援に関わる場合、「経営者」の次に確認するのが、「組織」です。

どのような組織体系になっていて、管理者(責任者)が配置されているか。また

その管理者にはどのような責任と権限が与えられており、そのルールは明文化

されているか。

部門・部署ごとの目標は明確か、目標の達成度合に応じた報奨制度はあるか。

 

現実の中小企業では、上記のチェックポイントにYESと答えられる会社は、極め

て少ないことでしょう。

お願いしたらすぐに組織図が出てくる企業は、半数を遥かに下回ると思います。

法的に要請されているもの以外、明文化された社内規定はなく、社長がルール

ブック、というのが普通でしょう。

そして極め付けが、「当社の管理職は、意識も能力も、本来の管理職としてのも

のを身に付けておらず、全ては社長が決め、責任も負っている」とのお話。

 

一商店ならいざ知らず、ある程度企業規模が大きくなってくると、社長一人のマネ

ジメントではままならなくなっているのに、何も手を打って来なかった。

この点が、所謂「再生に至った窮境原因」の重要なポイントであることが多いと感

じています。

 

事業再生を進めていく上においては、「組織作り」と「ヒトづくり」の観点は絶対に

外せません。