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事業再生の現場では(1)

今回からテーマを変更し、『事業再生』を取り上げたいと思います。

 

この時期、何故「事業再生」か。

これは言うまでもなく、中小企業金融円滑化法がこの3月末に終了を迎えるため、

企業も、また金融機関もそこを意識せざるを得ない状況にあるためです。

 

金融円滑化法が終わると、どうなるのですか?と尋ねられた場合、私は、「生き残る

べき企業が生き残り、そうでない企業は、申し訳ないが、退出頂く、当たり前の状態

に戻るだけです」と答えています。

金融円滑化法の功罪が色々と語られていますが、市場の淘汰を受けざるをえない

企業(”ゾンビ”などと言われたりもします)まで、生き延びてしまったのは否めない事

実です。

 

では、今赤字の会社はすべて退出しなければならないのか?

私は、違う、と思っています。

日本経済が成熟し、少子高齢化等により需要が縮小傾向に、リーマンショック

が追い打ちをかけました。

経営環境は大きく変わってしまった、と認識しなければなりません。しかしながら大

半の中小企業は、従来と同じ経営の仕方を続けているため、利益を出せない中小

企業が続出しているのです。

つまり、やり方を変えれば、黒字転化できる可能性を秘めている中小企業は数多く

存在します。

経営手法を転換し、円滑化法終了後においても、しっかりと生き残っていく。

そのお手伝いをするのが、私の定義する事業再生支援業務です。

以 上