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M&Aプロセス(24)「取引形態(会社分割3)」

会社分割の3回目です

ここまでで会社分割のメリット・デメリットを説明し、他の取引形態と比べてどうような

ケースの場合、会社分割を選択すべきかを考えてきました。

但し一口に「会社分割」と言っても、その形態は一つではありません。

従って、次に、どのような形態の会社分割を採用するかが、問題となってます。

 

同じような言葉が並んで混同しがちですが、頑張って整理しましょう。

①まず大きく分けて、「新設分割」と「吸収分割」があります。

 「新設分割」の場合、会社(以下、「分割会社」と言います)が当該事業に関して有

 する権利・義務を、分割により新たに設立する会社に承継させます。

 一方「吸収分割」の場合は、分割会社の有する権利・義務を、他の既存の会社(以

 下、「承継会社」と言います)に承継します。

②また、分割の対価を、分割会社自身が受け取る場合を「分社型分割」、分割会社の

 株主が受け取る場合を「分割型分割」と言います。

③以上により、4つの組み合わせができることになります。

   ・「分社型新設分割」・・・新設会社に事業承継し、その株式は分割会社が受取る

   ・「分割型新設分割」・・・     〃                会社株主が受取る

   ・「分社型吸収分割」・・・承継会社に事業承継し、その株式は分割会社が受取る

   ・「分割型吸収分割」・・・     〃                会社株主が受取る

④どのようなケースでどの形態を採用するかは、実はそう難しい問題ではありません。

 そのM&Aの目的を明確にし、確実に実現させようとすれば、自ずと答えが導かれ

 ます。

                                                 以 上