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M&Aプロセス(16)「取引形態」

今回から、M&Aは実際どのように行われるのかについて、お話をしていきたいと

思います。

 

M&A、というと、会社が吸収されてなくなってしまう、会社名も消えてしまう、と思

い込んでしまう人は、まだまだ少なくないようです。

M&A取引の形態によっては、確かにそのようなこともあるのですが、中小企業

M&Aの大半を占める「株式譲渡」取引においては、即座にそのようなことが発生

する訳ではありません。

この場合、対象会社の株主が変わるだけですから、会社そのものは何ら変わりな

く存続します。また社名も、株式譲渡契約時点における取り決め次第ですが、売り

主側の要望、また取引先との関係維持などの観点から、そのままの社名を、(少な

くとも当面は)継続使用することが一般的です。

 

株式譲渡取引を行う場合の留意点としては、

 ①何%の株式を譲渡・譲受すべきか

 ②株式売買の成立をどう担保するか

 ③他の取引形態と比べた場合の株式譲渡取引のメリット・デメリット

が論点になってくると思います。

次回、個々に検討を進めていきましょう。

                                                以上